10月23日日曜日の朝から大好きなカフェでの読書会でした。
このカフェで開くときにはお決まりのテーブルがあります。
全部で8人で座れるのですが、今日は満席でした。(^_^)v
最近は女子率がとても高いです。今日もオール女子!
今日の課題本は
『ローマの哲人 セネカの言葉』
聞いたことがある人も、全く「哲人」なんで言葉初めてという人も、幅広い参加者の方々でした。
この本を一言で言うと、
・人生倫理の教科書幸福編
・人生応援本
・セネカ自身の人生が幸せだったと言っている本
・快楽を絶った後の快楽を表す本
・道徳的思考の探求本
と言ったコピーが寄せられました。
みなさんが本から得たメッセージにはこのようなものがありました。
・自分自身が毎日満足と思えることが幸せ
・より良く生きるために、人生とはいかなるものか投げかけている
・今という瞬間になるべきことをして生きる
・一日一生という考え方で生きていく
・命は宇宙のエネルギーの一部、生を受けた時、乗り越えるべき試練を受け入れている。だからこそ今ここがある。そして、死に際してきれいなエネルギーをまた宇宙に返していく
・変化の時、試練に対して肉体に宿った神性に気づく
・目の前の人、目の前の事を大事に!今起きている事は常にあるわけではなく、出会いは限られている。
私が個人的にこの本で一番最初に感動した箇所は、マルキアへの手紙の一部分です。
子供を失い3年以上も嘆き悲しんでいる、かつては気丈で快活だったマルキア。
何度となく送る書簡において、セネカはこう言うのです。
子供でも官職でも富でもそれはよそからの借り物で、自分の力の権外にあるもの、自由にならぬもの。
自分の力の権内にあるものとは全て心の動きによるもの。考えること、欲すること、努力するこ
と、行動すること、拒否すること、歩くこと、愛すること、断念することなどなど。
自分に所属していないものを自分の自由になると誤解することほど不幸なことはない。
それは自分の外にあるものに依存することになり、支配され、自由を失う。
一方、自分に属するものだけによって生きるなら、運命が何をもたらそうがそれに左右されず、自
由で、自分自身で充足していられる。これがすなわち幸福、と言うこと。足るを知る、と言うこと。
幸福とは自分の心の中にあるものなのだと気づくと、人は自分自身を信頼し、愛し、誇りに思うようになる。
すなわちこれは現代風に言うと、セルフイメージの向上が幸せの向上である、と言うことにつながります。
参加者のお一人がおっしゃいました。
今も昔も良いと言われていることはあまり変わらなくて、それを確認できるのがこのような本なのだと。
そして、本日のMVQはこれでした!
「あなたは、ご自身の存在(命のあり方)はどのようなものであるとお考えですか?」
http://shitsumon-dokusyokai.com
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さて、11月は26日(土)13:00〜15:00を予定しています。
久々にリチャード・バックを読んで感動したので
「かもめのジョナサン」
翻訳は五木寛之です!
小学生高学年以上のお子様がいらっしゃる方々、ご一緒に参加されませんか。
大人にも勇気を与えてくれる本ですが、お子さんでも読める本です。
どんなことを感じてシェアしてくれるのか期待しています。
イベントはまだ立ち上げておりませんが、ご興味ある方、メッセージお待ちしています。
その次は12月10日(土)9:30を予定しています。