バリー先生はアメリカ人の医師からチベット仏教の僧侶となられた方ですが、7年くらい前に医療者のバーンアウトなどの問題に焦点を当てて講演を頼まれたのがきっかけでほぼ毎年来日され、様々なリトリートや講演で仏教の慈悲の心について話されています。
私はこのところ毎週末どこかに出掛けていて疲れが溜まっていたのですが、メールでこの講座が目に留まり、月曜日に申し込んで土曜日には参加するという速さ。
何故、参加したのかなぁと考えると、先ずは自分のために参加しました。もっと楽にパワーを出せるんじゃないかなと思って。最近、よく働いていますからね。笑
仕事の仕方をもっと良いものにしたいなと思います。私が回転していれば今やりたいと思っていることが早く出来るし、周りの人のパフォーマンスはもっと良くなる。更に、自分がボトルネックにはなりたくない、なんて思いもあります。
瞑想の目的には3種類あると言われました。
1つ目は自分のために、2つ目は誰かのために、3つ目は(全ての人の幸福のために)悟るために。
これらにつながる何種類かの瞑想の指導を受けましたが、先ずは1つ目かなと。
瞑想には様々な意味や目的、そして効果などがあると思いますが、なんで現代人に必要なのか。
とってもシンプルに、
現代の生活の中には私たちの気を散らすものが多すぎるということ。
様々なことをやらなくてはいけない、気が散って当たり前、という毎日。
それが常態化しています。目の前のことに忙殺されていて、自分の感覚や状態に疎くなっています。これを正常な状態へ戻すために、瞑想はとても良い方法なのですね。
さて、食事も私たちの日常ではフェイクで、ジャンクなものが増えていますよね。2日間のランチを、マクロビ料理家で有名な田口ランディさんの旦那様が手間暇かけて用意してくれました。お話を聞いたら、一つ一つのお惣菜の味付けに3工程くらい掛けているんです。あっさりとした中にも重層的な味がしてくるから不思議。体にすっと馴染む食事でみんなホッコリしました。
続きのお話はまた次で。