このゴールデンウィークは2年連続でクリスティーナ・ホール博士によるNLPトレーナーズトレーニングに参加しています。
同じコースなので、基本は同じ内容なのですが、昨年は見えていなかったことや理解が及んでいなかったことを感じられて人知れずガッツポーズしてる時があります。
その一つをご紹介。
私は毎日のタスク管理をしていますが、皆さんもしていますよね。日々が週になり、月になり、半年、一年と連なっていきます。少なくとも会社では半年に一度は上司と振り返りをする面談がありますね。出来たこと、積み残していること、ここから先のこと。これを今、十分に認識できている人は仕事が進みやすいと思われますし、そうではない人には認識を共有し、先々どうしてもらいたいのか、本人はどうしたいのかなどを話します。
これは現在地点で過去を振り返って(バックトラッキング)、成果が出ていることをさらに将来に活かすこと、そして、成果が出ていないことにどう対処するのか(フューチャーページング)を、一定の期間で行なっているのです。
同じことを毎日のタスク管理でもやる、ということ。単純ですよね。しかし、日々のタスク管理ではタスクをこなし、出来たことでの小さな達成感と消し込むことの爽快感で、バックトラックやフューチャーペースを忘れているのです。脳は完了させてしまっているのです。
千里の道も一歩から
ほんの1分、いえ30秒でもいいから、完了したタスクで何を学習したのか、どんな能力やスキルが強くなったのか、それを次の仕事でどのように活かせるのかという作業をするのです。これをしないと終わったタスクは単体での小さな成功体験で完了してしまいます。振り返り、次の仕事に活かすことをイメージできると、脳は達成感も味わいながら、さらなる高次への未完了タスクを認識して賢くなり続けてくれるという訳です。
クリス先生からはさらなる脳の賢い使い方も伝授されましたが、続きはまた次回。
では、本日も楽しんで参ります。